03-04シーズン

(アーセナルでプレイしているFIFAトータルのフランチャイズモード。
1年ごとに紹介していきたいと思います)


◆リーグ全体◆
序盤に飛び出したのはニューカッスル
77年ぶりのプレミアを獲得しそうな勢いだった。
安定した守備力、得点ランキングを独走するシアラーと、負ける要素は何一つなかった。
それをリバプールエヴァートンマンチェスターシティが追う展開。
マンUアーセナルチェルシーの3強が中位に沈むと言う大波乱が起きていた。

しかし、ウィンターブレイク終了ともにアーセナルが怒涛の勢いで勝ち点を積み上げる。
2位だったニューカッスルエヴァートンをアウェイで撃破すると、大事な試合で勝ち点を奪えないマンチェスターCをも超えて首位。
その後はあれよあれよという間に連勝。37節でアーセナルが2シーズンぶりの優勝を決めた。
以下、マンチェスターC、ニューカッスルチェルシーチャンピオンズリーグの出場権獲得。
エヴァートンは95-96シーズン以来のUEFAカップ出場。リヴァプールが6位に低迷、7位のマンUUEFAカップの権利を獲得したが、屈辱の結果となってしまった。

そして、18位のバーミンガムは2年ぶり、
19位のボルトンは3年ぶり、最下位レスターは1年でそれぞれディビジョン1への降格が決定。
逆に、1部優勝のサンダーランド、2位のウェストハムは1年でプレミアへ復帰。
3位の古豪、ノッティンガムFは5年ぶりのプレミア昇格を決めた。

そして、得点王はシアラー、ニステルローイを抑えたアンリが2シーズンぶりの得点王。


FAカップリヴァプールアーセナルと言った強豪を下してきたチェルシーが、決勝でニューカッスルを破り4年ぶり4度目の優勝。

UEFAチャンピオンズリーグは、イタリアのインテルイングランドリヴァプールに逆転勝ち。
63-64、64-65シーズンに連覇した以来、実に39年ぶりとなるビッグイヤーを手にした。

UEFAカップはスペインのヴァレンシアがイングランドブラックバーンを破り、こちらは41年ぶりの優勝を果たした。



アーセナル
結果的には2年ぶり13回目のプレミアシップ獲得を達成したが、
その道は決して平坦なものではなかった。

序盤は守備力の低さが露呈。
ディフェンダーは簡単に裏を取られ、
キーパーのレーマンはあっさりと得点を許してしまう。
攻撃陣が点を取っても終盤にあっさりと逆転されるケースが非常に多かった。


ただ、冬の移籍シーズンへのビジョンは見えていた。
1つはスタメンの若返り。もう1つはピレス、リュングベリの控えが誰もいない両サイドの戦力補強だった。

まず、31歳のウィルトールをドイツのシャルケに放出。代わりにレフトウィングの21歳ウルグアイ人、ルーベン・オリベイラユベントスから獲得した。
さらに、中盤のバックアッパーとしてACミランのカカが電撃移籍。
トップ下以外にも器用にこなすことができ、バックアッパーとしては充分すぎる戦力となった。


その補強も身を結び、ウィンターブレイク終了後は怒涛の勢いで勝ち点を積み上げた。
キーパーはレーマンの代わりにイングランド人のテイラーを起用。安定感と著しい成長を遂げあっという間に正GKに成長。

ディフェンスラインもスイスのU-21代表、弱冠19歳のセンデロスが急成長を見せ大活躍。
キャンベル・キーオン、シガンといったベテラン勢も奮起し、安定するようになった。

中盤はスタメン4人(ビエイラ・シウバ・リュングベリ・ピレス)にバックアッパーのカカやパーラーも活躍。

そして、何よりも攻撃陣の破壊力が目立った。
アンリは17得点で得点王。ベルカンプも大事なところでゴールを決める。
3人目のFW、カヌーでさえ2桁得点という結果。
さらに、若いアリアディエールも成長した。

ここまで来れば、もう何も言うことはない。
怒涛の快進撃を見せ、プレミア中位から一気に優勝へと上り詰めた。



そして、04-05シーズンに向けた移籍マーケットでアーセナルはとんでもない補強を行った。
契約更改を行ったのはアンリのみ。ベテラン勢を大量に放出して若返りを見せた。
正GKに成長したテイラー、ベテランDFのシガン、DFのタブラリディス。
中盤を支えるベテランパーラー。そして2桁得点を挙げたカヌーはドイツのボーフムへ。
さらには、左サイドのリュングベリとさえも契約を交わさず、スペインのオサスーナへ放出した。
さらに、契約が残っていて、冬の移籍マーケットで高額オファーが何本もあったピレスでさえも欧州王者、インテルへ。
今までに行ってきたチーム作りを10から0へと戻した。完全に今までの連携を壊す放出劇だった。

・・・しかし、かわりに去年のチェルシーを彷彿とさせる大補強を行った。
安い、将来を嘱望されている選手を次々と獲得した。

GKはスコットランドのリビングストンから、19歳の無名の若手、クリールを獲得。もちろんそれだけではない。
CBはニューカッスルから26歳のアイルランド代表、オブライエンを。フランスのオセールからは若くしてフランス代表の最終ラインを引っ張るメクセスを獲得。

中盤はバイエルンからドイツU-21代表、シュバインシュタイガーを。
そして、今回欧州の中でも大型移籍とされるのが
インテルからファンデルメイデ、スペインのベティスからホアキンを獲得。
この2人はピレス・リュングベリを欠いたサイドの即戦力としての補強。
FWにはオランダ、PSVからオランダの超新星ロッペンを獲得。


今までのチームを1から作り直し、新たに「7年構想」を掲げたアーセナル
果たして、プレミア連覇となるのか。