05-06シーズン終了版
◆リーグ全体◆
開幕と同時に一気に抜け出したのはチェルシーとリヴァプール。
激しい攻防を繰り返し、両チームが完全に抜け出した状態のままリーグが進んだ。
一方、昨シーズン王者のマンチェスターUは再び低迷。
なんとかUEFAカップ出場圏内にとどまる程度。
逆にアーセナル、マンチェスターCといったあたりは例年通りの強さを見せたが、上位2チームには届かず。
その後、25節の直接対決でチェルシーがホームでリヴァプールに完勝。
その流れのままリヴァプールを抑えつけ、チェルシーが51年間遠ざかっていたプレミアシップを獲得することに成功した。
2位はリヴァプール。2年連続で優勝には後1歩届かなかったが、本来の常勝チームの勢いが戻りつつある。
3位のアーセナルは、高い攻撃力以上に守備陣が点を取られ、2年連続で3位となった。
4位のマンチェスターシティも3年連続でCL出場が決定。
5位にはミドルズブラ。着々と順位を上げてきたこのチームがついにUEFAカップ圏内まで上り詰めてきた。
6位マンチェスターU、8位ニューカッスルは厳しい結果。また、7位のリーズもUEFAカップ出場権を獲得している。
得点王はマンチェスターUのファン・ニステルローイが15得点で3年ぶり2度目の受賞。
しかし、チームは対照的な結果となってしまった。
また、18位のポーツマスは3年ぶりにD1へ。
19位ボルトン、最下位レスターは1年でD1へ舞い戻りとなってしまった。
一方、D1からはチャールトン、ウェストハム、ノッティンガムと、昨シーズンの降格組がそのままプレミアへ復帰。
FAカップはアーセナルが決勝でリヴァプールを下し3年ぶり10度目の優勝。
バッセルが7得点と大爆発した。
UEFAチャンピオンズリーグは、スペインのデポルディーボがイタリアのラツィオを下しうれしい初優勝。
UEFAカップはチェルシーがドイツのレヴァークーゼンを破りこちらも初優勝。プレミアリーグとの2冠獲得となった。
◆アーセナル◆
課題の守備の脆さは結局改善されず、
結局今年も3位に沈んでしまった。
フォワード陣は相変わらず好調だった。
アンリが得点王まであと1歩と迫る14得点、
若いスウェーデン代表、イブラヒモビッチが10得点、そしてカカが9得点。
さらに、冬の移籍マーケットでノッティンガムから途中入団したバッセルも短期間で11得点。
しかし、守備陣が毎試合のように得点を許してしまい、勝点を思うように延ばすことが出来ず結局プレミア奪還はならなかった。
冬の移籍マーケットでは先述のバッセルに続き、スウェーデンのヴァレレンガから弱冠15歳のオランダ人、マース*1と、フランス、ナントから17歳のイタリア人GK、アントニオーリ*2を獲得している。
さらにシーズン終了後にはDF陣をてこ入れ。
イングランドの名センターバック、キャンベルを放出。
さらにオブライエンをパルマ、ローレンをレアル・ソシエダにそれぞれ放出。
そして、かねてから必要だった安定したライトバックを獲得。
アルゼンチン代表のサネッティをインテルから獲得。
さらにフルハムから、最終ラインならどこでもいけるリーこっくを獲得した。
いつも以上に守備への意識は高い。
3年ぶりのリーグ制覇となるのか。